May 29, 2022

自分の知識・スキルがめきめきと上達していることを実感し、とても充実しています

久冨 貴臣

TAKATOMI HISATOMI(27)ENGINEER/TECHNOLOGY DIV.

大学卒業後、ストレッチトレーナーやバスケットボールの指導員などの社会人経験を経て、エンジニアを目指し転職。社後研修を経たのち、現在は取引先企業にて活動中。

久冨さんの入社までの経歴を教えてください。

昔からバスケットボール一筋の人間で、高校、大学ともバスケットが出来る環境のあるところを選んで進学しました。高校では県大会ベスト8まで進めたので、より高みを目指したいと思っていたのですが、大学一年の時にケガで引退せざるを得なくなり、バスケットボールプレイヤーの道が断たれてしまいました。ただ、大好きなバスケットには携わっていたかったので、そこからはプレイヤーとしてではなく、指導者として中学校のバスケットボール部のコーチを始めました。このコーチ業がとても楽しかったので、漠然と将来は教員を目指すのもいいかと考えましたが、教員免許の取得に一番苦手な社会の教科が含まれていたので、そちらは断念しました(笑)。他方、コーチ業と並行してアルバイトでストレッチ専門店に勤務していたのですが、正社員への誘いがあったので大学卒業後はそのままそちらに入社しました。

通常の就職活動はされなかったのですか?

大学では経済学部でしたので、営業やその他の職種も含めて業界・企業研究はしていました。ただ、自分自身バスケットでケガをすることも多く、一時は理学療法士になることも考えたくらいでしたので、そのような仕事が出来るならと思い切ってストレッチ専門店でお世話になることに決めました。

その企業ではどれくらい勤務されていたのですか?

約一年間ですね。実は大学時代にしていたコーチ業を社会人になっても続けていて、そちらを本格的にやりたいと考えたことから退職を決意しました。ちょうどそのタイミングで県の教育委員会からも正式に指導者として働いてみないかと要請を受けたことも大きかったです。コーチ業を本格化させてからは、平日及び休日の週五日、学校の授業が終わる時間から夜までバスケ部の指導をし、それ以外の時間は飲食店でアルバイトをして生計を立てていました。昼前から飲食店のキッチンに立ち、午後からは学校で指導、そしてそれが終わるとまた飲食店に戻り日付が変わる頃まで働く、という生活を三年間ほど続けたのですが、さすがに体力的にも厳しく、年齢も20代半ばを過ぎていましたのでそろそろ次のライフスタイルを考えたいと思い転職を検討し始めました。

かなり多忙な生活を送られていたのですね。次はどのような仕事に就きたいとお考えでしたか?

ちょうどその頃からコロナ禍が本格化したタイミングで、アルバイト先の飲食店も営業停止になるなど大きな影響を受けていました。そういう状況に直面して、「今の自分のスキル・経験で世の中に需要があるのだろうか」と不安になり、手に職をつけて自分の努力次第で将来をつかみ取れるような仕事を探し始めました。そうなると、パッとイメージされたのがストレッチ専門店でやっていたトレーナー業や技術力が求められるエンジニアだったのですが、トレーナーは体力的にも仕事的にも将来にわたって続けられるイメージが湧かなかったので、必然的にエンジニアを志望するようになりました。私自身文系でしたので最初は無謀かなとも思ったのですが、色々と調べていくうちにエンジニアにもいろいろな選択肢があることを知り、未経験からでも出来るインフラエンジニアの仕事に辿り着きました。自分の性格的にも新しいことにどんどん挑戦したい気持ちがあり、日々新しい技術やトレンドが生まれるITの世界で働くのも面白そうだなと思いました。エンジニアは人手が足りておらず、将来的な需要も高そうだというのも大きかったです。

インフラエンジニアを目指す中で、どのような企業を中心に見ていましたか?

やはり未経験でしたので、研修をしっかりしてくれるところというのが一番でしたが、その他にも企業としての安定性や入社後のサポート体制が充実していることなどを目線として探していました。その中でもSuccess Holdersは上場している安心感もありながら、まるでスタートアップ企業のようなフェーズでこれからの成長が楽しみだと思えたところに惹かれました。既に成熟している会社で、たくさんのエンジニアがいたりするとむしろ自分がその中で埋もれてしまうのではという想いもあったので、事業立ち上げのフェーズで頭角を現していけたらと思い入社を決意しました。

入社してから一か月間は研修期間でしたが、率直な感想は?

正直、毎日プレッシャーとの闘いでした。エンジニアとして活躍していくことを目指した時から、本気で取り組まなければ無理だろうと感じていたので、一ヵ月内のCCNA資格取得を目指して毎日必死に勉強していました。ノートも5、6冊は書きとって、今でも勲章のように自宅に置いてあります(笑)。私は学生時代バスケットボール一筋でやってきたので、人生でここまで根を詰めて勉強したのは生まれて初めてでした。負けず嫌いな性格も影響したかもしれませんが、それくらいやり切りました。同期メンバーの進捗を横目に自分が遅れているようなら必死で巻き返して、というのを繰り返して、気付いたら資格取得出来ていました。合格の瞬間は努力が報われた気がして本当にホッとしました。

素晴らしい努力ですね。無事研修を終えて、念願のエンジニアとしてデビューされましたが、現在はどんな業務を担当されていますか?

大手SIer企業の現場で、新規ネットワークシステム装置のワークフローの一部分について開発したものが正常に作動するかどうか、テストや検証を行う業務に従事しています。大手企業の案件ということもあり、業務量も多く責任も伴う仕事ですが、通常未経験では参画できないようなレベルの案件に入らせてもらったことで、自分の知識・スキルがめきめきと上達していることを実感し、とても充実しています。周りの先輩達も親切に仕事を教えてくれますし、Success Holdersから他にも数名同じ現場に参画しているので、皆で支え合いながら日々頑張っています。

すごいスピードで成長されているのですね。今後の目標などはありますか?

これまでバスケットボールの指導者や仕事でも管理業務を行うなど、マネージメントの仕事をすることが多かったので、将来的にはプロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーといった上流工程の仕事が出来たらいいなと思っています。そのためにはまず自分自身が人にアウトプットできるレベルに知識・スキルを持っていないといけないと思うので、それまではまず自分自身を高めることに注力していきたいです。また、せっかくSuccess Holdersの社員として働いているので、将来は自分の身に付けた技術を他のメンバーに教えるなど、何か自分の会社に貢献できるような取り組みも出来たらと考えています。

みんなの力でお互いの成長を支え合っていきたいですね。忙しい日々かと思いますが、プライベートは充実されていますか?

最近休日にまたバスケットの指導をするようになり、自分も少しそこで体を動かしています。また、現在の業務でエクセルを使用することが非常に多いのですが、もっとその機能を有効に活用出来たら業務が効率化できるのではと考えており、マイクロソフトオフィススペシャリストの資格取得を検討しているので、隙間時間で少しずつ勉強をしているところです。

日々スキル向上に余念がないですね。最後に今後エンジニアを目指される方にアドバイスがあればお願いします。

この業界は入り口のハードルが高いと思われがちですが、実は知識さえあればそこまで難しくない仕事だと思います。日々新しい技術をキャッチアップしようという貪欲さがあれば、どんどん自分を高めることもできるし、仕事の幅も広がっていきます。向上心を高く持って一緒に頑張っていきましょう!

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